相手の印象をUPさせる社内にむけたお礼メールの書き方

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「親しき中にも礼儀あり」とはよく言ったもので、いくら身内=社内の人であっても、何かお世話になったときはきちんとお礼をしたいものです。
そんな時、タイミングよく送信したいのが「お礼メール」。ここでは、お礼メールを出すタイミングやお礼メールの書き方を簡単にご紹介します。

「ありがとうございました」の気持ちを添えて

「仕事をするにあたってアドバイスをもらった」
「営業に同行してもらった」
「飲み会などに誘ってもらった」
このような時は、ぜひ「お礼メール」を出したいものです。
やはり、親しき中にも礼儀あり。日ごろから何かとお世話になる人にこそ、しっかり感謝の気持ちを伝えたいですよね。
ここでは、「お礼メール」の書き方を簡単にご紹介します。

お礼メールはタイミングよく

お礼メールを出すときは、タイミングよく出しましょう。
どんな挨拶でも、タイミングを逃せば相手からの印象が良くありません。

お礼メールを送信するときは、「次の日の始業前」がベストタイミングです。
朝9時始業であれば、少し早めに出勤して、8時50分ぐらいに送信すると良いでしょう。

お礼メールはだらだらと長く書く必要はありません。
具体的に・簡潔に・はっきりと書くことが重要です。

たかがメール1通と思われるかもしれませんが、ビジネスマンの中にはお礼メールが打てるかどうかで、その人が仕事のできる人なのかどうかを判断する人もいます。

どんな人でも感謝をされれば気持ちが良いものです。
ぜひお礼メールの書き方をマスターしておきましょう。

社内の人へのお礼メール

社内での勉強会や飲み会の後にさりげなくお礼メールが送れると、相手からの印象は良くなります。
社内の人へお礼メールを書くときは、

・件名
・誰からのメールか
・何に対するメールか
・どんな点に感謝しているのか
・結びの言葉

上記のような構成で書きます。

-例-
【件名】幹事お疲れさまでした。

【本文】
〇〇さん

おはようございます。営業部の※※です。

昨日の飲み会の幹事、お疲れさまでした。
とても素敵なお店で、今度はプライベートで行ってみたいと思いました。

〇〇さんに幹事をお願いして、本当に良かったです。
久しぶりに美味しく楽しくお酒が飲めたので、またぜひみんなで飲みましょう。

今度はぜひ私が幹事をやらせていただきたいと思います。
もしそうなった場合は、お店選びなどの相談に乗っていただけると嬉しいです。

取り急ぎお礼まで。失礼します。

営業部 ※※ (内線xxx)

社外へのお礼メールは一層気を使った仕事によっては、社内へのお礼メールよりも、社外に向けてお礼メールを書くことのほうが多いかもしれません。
社外に向けてお礼メールを書くときの相手は、取引先やお客様などですから、より一層失礼がないように気を付けましょう。

とはいっても、基本的な部分は社内に向けたお礼メールと変わりません。

・件名
・誰からのメールか
・誰の何に対するメールか
・所感
・結びの言葉

というのが基本の構成になります。
結びの言葉などは、よく使われる言い回しを覚えておくと良いでしょう。

-例文-
【件名】〇月×日のお打ち合わせ、ありがとうございました

【本文】
□□株式会社 ◇◇部
〇▲ □※ 様

いつも大変お世話になっております。
株式会社※※ 営業部の◎□です。

昨日はお忙しいところお時間を割いていただきありがとうございました。

ご提案いただいた、新製品の広告キャンペーン案ですが、
どの案もいままでにない斬新なものばかりで、非常に刺激を受けました。
現在社内で検討しており、来週〇日までには結論を出す予定でおります。
〇▲様をはじめ、皆様からたくさんの有益なご助言をいただきましたことを
心から感謝申し上げます。

弊社の方針が決まりましたら、ご連絡を差し上げますので
次回以降の打ち合わせで細部をさらに検討させていただければ幸いです。

取り急ぎメールにて失礼いたします。

株式会社※※ 営業部 ◎□
〒xxx-xxxx
(会社住所)
(会社電話番号・FAX番号)

日ごろから気配りを

「お礼メールなんておおげさな……」と思う人もいるかもしれませんが、相手から感謝をされて気分が悪いという人はごく一握りです。
何かしてもらったときやお世話になったときなど、スマートにお礼メールを送れるよう日頃から気配りを怠らないようにしたいものですね。
ネット上には、様々なケースを想定した例文が公開されています。
まずは例文そのままのお礼メールでも構わないので、お礼メールを出す習慣をつけましょう。

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