仕事前から疲れていませんか？通勤時に疲れを感じるシーンとその対策法

通勤時に疲れを感じる人は少なくありません。
特に満員電車での通勤したり、車通勤で渋滞に巻き込まれたりすると、非常に疲れるものです。
しかし、通勤時に疲れてしまっていては、仕事のパフォーマンスも落ちてしまいます。
できるだけ通勤時に疲れないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか。

ここでは、通勤方法ごとに疲れを感じるシーンとその対策法を紹介したいと思います。

電車通勤の疲れとその対策

電車通勤の場合、肉体的な疲れはもちろんですが、精神的な疲れも溜まります。
思うように身動きが取れなかったり、他人のマナーが目に付いたりと、意外とストレスが溜まるものです。

電車通勤で疲れを感じる際は、音楽を聞いたり、読書をしたりするなど気分転換を行うのが効果的とされています。しかし、より通勤時の疲れを和らげたい場合は、次の方法を試してみてください。

1・満員電車を避ける
ラッシュ時を避けて通勤するようにしてみましょう。
電車内の混雑が軽減されるだけでも、ストレスが軽く、疲れにくくなります。
そのためには、いつもより少しだけ早めに家を出るようにしましょう。

2・混雑の少ない路線を使う
多少遠回りになっても、混雑が少ない路線を使ったほうが疲れにくいとされています。
身動きが取れない状態で立って通勤するのと、少し時間はかかっても座って通勤するのとでは、明らかに疲れの度合いが変わってくるでしょう。

車通勤の疲れとその対策

車通勤の場合、満員電車のストレスはありませんが運転時間と疲労度合いが比例することも珍しくありません。
10分程度の通勤時間であればあまり疲れることはないかと思いますが、通勤に30分あるいは1時間以上かかるのであれば、次の方法を試してみましょう。

1・途中で適度に休憩を取る
長時間車を運転するのであれば、休憩は必須です。もちろん、それは通勤中にも当てはまります。
休憩の時間も含めて通勤時間を見積、余裕をもって家を出るようにしましょう。

2・走りやすい道を選ぶ
極端に狭い道や山道、混雑している道などを運転するのは疲れるものです。
朝から疲れないためにも、多少遠回りであっても、走りやすい道を選ぶようにしましょう。

3・睡眠を十分に取る
車通勤は電車通勤と違って、通勤中に寝ることができません。
普段から意識してしっかりと睡眠を取るようにしましょう。

自転車通勤の疲れとその対策

自転車通勤の場合、精神的なストレスは電車通勤や車通勤ほど感じないかと思います。一方で、肉体的な疲労を強く感じる人が多いのではないでしょうか。

自転車通勤での疲れを癒すには、通勤前のストレッチ・帰宅後のケアが効果的です。普段からストレッチやマッサージを適宜行って疲労回復に努めると同時に、次のことに注意してみましょう。

1・漕ぎ方を変えてみる
闇雲に全速力で自転車を漕ぐと、心拍数が上がり、無酸素運動となって疲れやすくなります。疲れずに自転車を漕ぐのであれば、心拍数を設定してみましょう。

ロードバイク徹底比較.comによると、脂肪燃焼をするなら最大心拍数の60％、有酸素運動は70％～80％を目安にすると良いと書いてありました。
最大心拍数の簡単な出し方は、「最大心拍数＝220-年齢」となります。この最大心拍数を目安にスマートフォンのアプリなどの心拍計を用いて、自分の心拍数をはかってみるとよいでしょう。

せっかくの通勤時間なので、運動効果を狙いながら疲れないペースを探ってみてください。

2・栄養補給をしっかり行う
自転車を漕ぐ前に、アミノ酸のサプリメントを摂取すると筋肉が回復しやすくなると言われています。
現在は、ドラッグストアなどにもアミノ酸サプリメントが売られているので、利用してみてはいかがでしょうか。

3・休息日を設ける
どんなトップアスリートでも、必ず休息日を設けて筋肉を休ませています。
自転車通勤の場合も、毎日自転車通勤をするのではなく、週に1度は「休息日」を設けて、電車や車などで通勤し、筋肉を休ませてあげましょう。

通勤時の疲れを軽減することは、仕事のパフォーマンスをアップさせることにもつながります。
通勤疲れを軽減するために、まずはできることから取り組んでみてください。