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社内で起業!?新しいものを生み出す「社内ベンチャー」

2017.5.5

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kigyo

起業しようと思うと、資金や場所などがハードルになり、なかなか一歩踏み出せないという人は多いものです。安定している今の仕事を辞めても、将来成功するとは限らず、「やりたいことはあるけれど、生活が第一」とあきらめている人も少なくないのではないでしょうか。しかし、現在会社の中で起業をする「社内ベンチャー」から多くの新しい製品やアイディアが出てきています。ここでは、社内起業をする際の流れ、そして社内起業のメリットとデメリットについて簡単にお伝えします。

起業はハードルが高い

起業するとなると、会社を辞めて独立して起業するのをイメージする人は少なくないと思います。

しかし、独立して起業となると、資金や場所など様々なハードルがあるので、そう簡単にはいきません。必要があれば銀行から融資を受けることもできますが、その審査も非常に厳しいものです。

そのため、ほとんどの人はやりたいことや作りたいものなどがあっても、独立して起業をするのではなく、毎日の仕事の中でそのチャンスを狙うか、あるいはあきらめてしまうでしょう。

しかし、それではいつまで経っても新しい製品や新しいサービスは生まれません。
組織に属していれば確かに安定した生活が送れますが、何か新しいことを始めるのであれば、その殻を破る必要があるのです。

とはいっても、「よし、独立して起業しよう!」とすぐに行動を起こせる人はごく僅かでしょう。
起業とは、リスクと隣り合わせの大きな賭けです。そう簡単には行動を起こせないのが当たり前です。

そこで、今働いている会社に所属しながら起業する「社内起業」が注目されてきています。

社内起業とは

社内起業は、別名「社内ベンチャー」とも言います。
企業が新しい製品やサービスを生み出すために作った独立した組織のことで、大きな会社が新しい事業を立ち上げる際に「社内ベンチャー」を立ち上げることが少なくありません。
大きな会社は、人材や資金などに潤沢なので比較的社内ベンチャーを立ち上げやすいのです。

社内ベンチャーの立ち上げには、「トップダウン方式」と「ボトムアップ方式」の2つがあります。

トップダウン方式は、文字通り会社の上層部からの命令で社内ベンチャーが組織される方式です。
経営者自身または経営者の指示を受けた「新規事業部」や「事業開発部」が運営を任されることが珍しくありません。

一方、ボトムアップ方式は、社員の提案の中から事業として成功しそうなものを選び、社内ベンチャーを立ち上げる方式です。
大きな企業の中には「社内ベンチャー制度」などがある会社もあり、定期的に社員から新規事業のアイディアを募集していたりします。

社内ベンチャーの場合は、独立して起業するのと異なり、会社から給与をもらいながら新しい事業の立ち上げにかかわることが可能です。

社内起業のメリット

社内起業のメリットとしては

■起業する人
・所属する企業の名前を使って運営できる
・資金援助を受けながら運営できる

■会社
・新しい事業に進出し、新しい収益源が得られる
・起業精神をもった優秀な人材を発掘・育成することができる
・チャレンジしやすいポジティブな企業風土を作ることができる

といったことが挙げられます。

現在は、ビジネスの場面でも「多様性(ダイバーシティ)」が叫ばれているので、本業以外の業務に携わり、広い視野で物事を考えることができる人材を育成できるのは、企業にとって非常に大きなメリットです。

また、社内ベンチャーを立ち上げることで、社内全体を活性化させることも期待できます。
社内ベンチャーにかかわっていない社員でも、社内ベンチャーで新しいことにチャレンジしている人がいることが刺激となり、より真剣に仕事に取り組む雰囲気ができやすくなるのです。

社内起業のデメリット

社内起業はメリットばかりのように思えますが、デメリットもあります。

■起業する人
・短い期間で結果を出すように求められる
・社内ベンチャーの仕事に掛ける熱量が不足しがち

■会社
・事業として成功する確率が低い
・失敗した際のリスクが大きい

これらは社内ベンチャーならではのデメリットです。

社内ベンチャーの場合、独立して起業するよりも短期間で結果を出すことが求められます。
その一方で、会社から給与がもらえるため独立して起業するよりも事業に対する熱量が不足しがちです。

また、社内ベンチャーの場合、事業として成功する確率も決して高くはありません。

会社としては、投資する以上それを上回る利益を期待するわけですが、そう上手くはいかないことが珍しくないのです。
事業内容によっては、多額の投資を行う場合もあります。もしその事業が失敗した場合、多額の投資が原因で経営状況が悪化することもあるのです。

社内ベンチャーから生まれた製品やサービス

決して成功率が高いとは言えない社内ベンチャーですが、中には成功し、広く親しまれているものもあります。
全国に出店している有名なスープ専門店「スープストックTOKYO」などは社内ベンチャーの代表例です。

もし社内に「社内ベンチャー制度」などがあり、自分でも「これはいける!」と思えるアイディアがあれば、社内ベンチャーにチャレンジしてみても良いのではないでしょうか。

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