ちょっと疲れてきたかも・・・ストレス解消できる半身浴のススメ

Half bath

「半身浴」と言えば、もはや聞いたことがないという人を見つけるのが難しいほど、身近な入浴習慣ではないでしょうか。今回はストレス解消という効果にフォーカスしながら、半身浴の効果とその方法についてご紹介したいと思います。

ストレス解消につながる効果

半身浴でなくても、お風呂に入ること自体を「1日の疲れを癒す、リラックスの方法」として楽しむ人もすでに多いのではないでしょうか。湯気に包まれた空間で、温かいお湯に浸かるのはそれだけでもその日にあった嫌なことを忘れさせてくれ、リラックスできそうです。

だからこそ入浴という習慣がここまで日本の文化に根付いているのかもしれません。

今回ご紹介する半身浴の場合だと、浴室で過ごす時間は普通に入浴するよりも少し長くなります。

さらに上半身は浴槽に浸からないので、両手は自由です。じっとお湯に浸かるだけでなく読書をしたり、ラジオや音楽、時にはゲームなど、それぞれがさらにリラックスできる趣味を持ち込んで楽しむこともできます。

「お風呂で?」と思われるかもしれませんが、こうしたお風呂で趣味を楽しむためのツールは、意外とたくさん売られています。

また、香りのリラックス効果はよく知られるところですから、アロマオイルをお湯に入れたり、香りの良い入浴剤を使うのも良いでしょう。

さらに入浴する際、浴室の明かりをキャンドルにするのもオススメです。柔らかな明かりは気持ちをほぐしますし、その中で瞑想すれば、リラックス効果をより深くすることができます。そして半身浴で血行が良くなれば安眠効果もあるので、深い眠りでストレスも軽減されるでしょう。

心身の健康増進につながる効果

半身浴の一番の効果として知られているのは血行の促進で、これによって当然冷えやむくみも軽減します。俗に言われる通り「万病の元」である冷えを解消すれば現在ある健康上の悩みが軽減するだけでなく、病気になりにくい体づくりにもつながるでしょう。

また、冷えは自律神経の乱れ、ひいては鬱症状にも関係があると言われていますので、冷えの解消は心身両面での健康に影響があると言えそうです。

さらに、半身浴をすることで発汗作用が活発になれば、新陳代謝の促進という面からも健康増進が測れます。老廃物や皮脂・毛穴の汚れを汗と一緒に流すことで、体の中だけでなく、美肌効果も期待できます。

半身浴のやり方、コツとは?

その名前が示す通り、半身浴とは体の半分だけ、具体的には下半身だけを浴槽につけることです。

具体的にはみぞおちくらいまでが良いようです。お風呂の温度は、38〜40度くらい。
人によってはぬるいと感じるかもしれませんが、あまり熱いとゆっくり入れませんし、短い入浴時間では体の表面しか温まりません。

そのくらいの温度のお湯に、20〜30分程度浸かります。長ければ長いほどいいのでは・・・というのは間違いで、あまり長すぎるとのぼせたり、上半身が冷えたりするので、ほどほどにしましょう。

いくつかのコツとしては、発汗を促すために入浴前や入浴中に水分を取りましょう。

せっかく体を温めようとしているのですから、冷たい水ではなく常温のものがオススメです。また半身浴に限らずですが、食事直後や飲酒後の入浴は避けましょう。さらに入浴中、浴室の温度が低いと感じたら、時々上半身にもお湯をかけて冷やさないようにしましょう。

日本人のように、お風呂にほぼ毎日入る(浴槽に浸かる)という習慣を持つ文化を持つ国は、世界中見渡してもほとんどありません。綺麗好きという側面ももちろんありますが、やはりお風呂のリラックス効果を感じているゆえの習慣なのだろうと、私自身は思います。

半身浴でリラックス、はじめてみませんか?

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