仕事の悩み相談は誰にする?悩みを解決するためのヒント3選

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働く人なら多かれ少なかれ、仕事上の悩みを抱えたことはあるはずです。
作業手順や仕事のやり方など、誰にでも通用する「解」が存在しているなら知っている人に聞くのが早い。

しかしキャリア構築の方向性、職場での人間関係、恒常的な長時間労働など、大きなテーマや継続して起こっている問題の解決は、誰に聞くかが重要です。

今回は職場の悩み、誰に相談する?を悩みの種類別に紹介して行きたいと思います。

仕事の悩みは一人で抱え込まない

悩みを抱えたままだと仕事に対してのやる気が出ませんし、精神的にも良くない。そうなると体の調子まで悪くなってくる・・・こういった経験、ありませんか?
悩みを抱えたままにしておくことは心身ともに良くないですよね。

さらに職場での場合は自分だけのことに留まりません。
やる気が起きず仕事が滞れば同僚の仕事や、会社全体の業務にも悪影響を及ぼす可能性があります。
まずは「悩みを誰かに相談するのは自分のためでもあるし、職場全体のためでもある」と心得ましょう。

同僚や上司への相談もよく考えてから

職場のお悩み相談というと、まず思い浮かぶのが仲の良い同僚や上司、という人も多いと思います。
もちろん信頼関係があるこれらの人たちに相談するのは悪いことではありません。

けれど一方で、どんなに「ここだけの話にして下さいね」と前置きして相談しても、いつの間にか多くの同僚が相談内容を知っている・・・という経験をした人も多いのではないでしょうか。
相談された側に悪気はないのかもしれませんが、「ここだけの話」の伝言ゲームとなってしまうこともあります。

また、仕事内容や人間関係の相談は、大企業の全く別の部署にいるというのなら話は別ですが、多くの場合、相談相手にも何らかの影響を及ぼします。
言い換えると相談者であるあなたとの間には何らかの利害関係があるのです。となると相談に応えるアドバイスにも、何らかの先入観が入る可能性があります。

ですので同僚を相談相手に選ぶ前に、「本当にこの人に相談して大丈夫なのか」自分の中で確認すると良いでしょう。あるいは人事部や社内カウンセラーなど、中立した立場の人に相談するのが無難かもしれません。

大きな問題は専門家に相談する

日常業務などの悩みは同僚や上司に相談できても、キャリア全般や仕事選び、働く目的やモチベーションに関しては誰に相談して良いか悩む人も多いでしょう。
仮に職場の人に相談した場合、「転職を考えているの?」ということになりかねませんし、友人や家族にも的確なアドバイスをもらえるか分からない。

そう言った場合はプロフェッショナル・サービスを利用するのも一つの手です。キャリア構築に関してなら、キャリア・カウンセラーが良いでしょう。ハローワークなどで受けられる無料のサービスや、民間の有料のものなど幅広くあります。

ゴール設定やモチベーションなど心理的な要素の強い悩みなら、パーソナルコーチが適当な場合もあります。こちらは民間企業が提供する有料プログラムが中心で、電話でコーチングを受けられるサービスも多いようです。多くの会社は無料体験サービスを提供していますので、ネット検索などで共感できる会社のものを選び、無料体験から試してみると良いでしょう。

メンターを探す

職場の同僚には相談できないし、かといって全くの第三者に相談するのも抵抗がある、という人もいるでしょう。
そんな人にお勧めなのはメンターを見つけることです。

メンターとは、指導者・助言者といった人物で、仕事に限らず人生の悩みを相談できる誰かのことです。
尊敬する前職の上司、大学時代の先輩、恩師、誰でも構いませんが、あなた自身が「この人の生き方、働き方を尊敬できる」という人を選びましょう。

もちろん条件にあてはまれば家族でも構わないと思います。
なかなか「この人なら」という人を見つけるのは難しいと思いますが、仕事や人生の節目で安心して相談できる誰かの存在は心の安定にもつながります。

仕事上の悩みをステップアップの糧に

仕事で、キャリアで悩みが生じるのは、裏を返せばその問題を克服できればグンと前進できるチャンスでもあるということです。
まずは一人で抱え込まず、信頼できる相談相手を選びながら悩みをステップアップのチャンスにしましょう!

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