高くて普段なら食べられないけど、土用の丑の日はウナギを食べよう!人気の3店【駐車場情報あり】

こんにちは、スマートパーキング代表の吉川です!
スマートパーキング・ラボでは、駐車場ユーザーの皆さんに役立つ情報や、スマートパーキングが注目しているモノ・コトについてお伝えしています。

7月に入り、俄然暑い日が続いています。夕方になっても気温が30度超えてる日も珍しくありませんね。(書いてるだけでも暑いです)
さて、暑さが厳しくなると、どうしても起きてしまう体の不調・・・食欲が落ちてしまえば、体の栄養バランスを、崩してしまうのも当たり前です。

そんな夏バテを解消する食材として有名なのが“ウナギ”です。土用の丑の日に食べると、元気に夏が越せるとされています。
でも不思議に思いませんか?一体いつから、どんな理由で、食べていたのでしょうか?

今回は、お店や駐車場情報の前に、まずは、“土用の丑の日”について調べてみました!

そもそも土用の丑の日とは?

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馴染のある言葉ですが、”土用”と”丑の日”で、それぞれ意味があります。

まずは、”土用”についてです。
土旺用事(どおうようじ)の略。
土旺用事は土が旺(さかん)になり用事(働く、支配する)という意味で、土がもっとも働くということです。
ご存知でしたか?
土用は、夏だけではなく年に4回、あることを・・・。
“立春・立夏・立秋・立冬” この季節の変わり目にあたる前の18日間を、”土用”というそうです。
驚きだったのは、この時期にしてはいけないことがあるそうです。それは・・・

土を掘り起こしていけない

簡単そうなことでも、意外に難しいことです。特に農家の方には。
土用の期間は、破壊と腐食を意味する”土の星”の影響を受けます。だから土を掘り返したり、穴を開けることで形が変わるだけで、この凶の作用を受けてしまうのです。
特に建築業界では、土用の時期に地震祭や基礎工事をすることを、今でも避けています。

また、この時期にお盆を迎える地域もあります。
これは、土用は季節の変わり目ですから、それぞれに体や心に不調を来す時期でもあります。体調を崩さないようにと、休むことの大切さを伝えているからだと言います。

今は、立秋前の夏の土用ですから、暑さで体調を崩している人もいるでしょう。そんな時は、無理せず休息を取ることをお勧めします。
2016年の土用の期間はこちらです。

立春 冬土用:1月18日~2月3日
立夏 春土用:4月16日~5月4日
立秋 夏土用:7月19日~8月6日
立冬 秋土用:10月20日~11月6日

続いて、”丑の日”です。
カレンダーを見ると、毎日十二支が書かれています。つまり丑の日の丑は、十二支の丑です。十二支を1日ごとに割り当て、12日で1回まわってきます。18日間ある土用期間に丑の日が2回あるときもあります。
土用の期間の最初の丑の日が「土用の丑の日」で2回目は「二の丑」です。こんな年は、ウナギを食べるチャンスが2回あるということです。

なぜ、ウナギを食べるの?

土用の丑の日については、暦や季節が深く関係していることが分かりましたね。
でも、なぜ”ウナギを食べるのでしょうか…?”
これには諸説、あるそうですが、一番の有力説はこれでした。

平賀源内のアイディア説

江戸時代の発明家です。博学で、あらゆる分野で活躍された方です。
この、平賀源内に鰻屋が、こんな相談をしました。

”夏の暑い日に、焼いたウナギを食べに来る客がいないんです。どうしたら客が来るんでしょうか?”

今では、これだけ夏にウナギを食べる習慣がありますが、実は、ウナギの旬は”冬”なんです。
だから江戸時代には、旬でもない夏の暑い日にウナギを食べる人がいなかったんですね。
この時の、平賀源内が考えたアイディアが、

”本日丑の日”という張り紙を店に貼る”

突然これだけ言われると、頭に”????”ですよね。
当時、夏バテに効くとして、”丑の日にちなんで”う”から始まる食べ物を食べると、夏バテしない”と言われていました。
この風習にならい、”ウナギ”を食べることが流行りました。いまやすっかり定着してますよね。

いかがですか?
美味しいウナギを食べるまでの待ち時間にでも、話してみてくださいね。
では、そんな美味しいウナギが食べられるお店を、紹介します。
後半には、便利な駐車場情報がありますので、お見逃しなく!!!

名古屋と言えば、”ひつまぶし”ですよね。
改めて、ひつまぶしとは・・・
蒲焼にしたウナギを細かく切り、お櫃にご飯を入れてその上にウナギを乗せ(まぶし)たものです。食べる時は、お茶碗に取り分けます。お店では、3回に分けて別々の食べ方を提案されています。

1回目は、薬味なしでそのまま食べる。
2回目は、わさび、刻み海苔をお好みでトッピングして食べる。
3回目は、上記の薬味に、出し汁をかけてお茶漬けにして食べる。

名古屋では、すっかりお馴染の食べ方ですね。そして、有名店の名前も頭に浮かびますよね。
”ひつまぶし”のお話はここで終わりです。今回は、そんなひつまぶしで有名なお店ではなく、地元で有名な”鰻屋”をご紹介します。

割烹 イチビキ

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出展:http://gigazine.net/news/20150207-unagi-ichibiki/

”イチビキ”と聞くと、名古屋の醸造”イチビキ株式会社”を思い出される方もいますよね。意外にも関係があり、創業者の奉公先が、イチビキの創業者の家でした。独立の際に名前をいただいたというお話があります。
創業は、昭和14年。戦火を免れた建物は、昔ながらの庶民的な外観です。
最寄りの駅は、国際センターなので、名古屋駅からも徒歩圏内です。

こちらのウナギは、なんといっても他店とは比べ物にならないほど、ボリュームがあります。中には、ごはんが残るのではなく、ウナギが残ってしまう方もいます。食べる量を考えて食べていかないといけませんね。
それだけボリュームがあっても一番人気メニューは、”特上丼”です。
炭火で焼き上げた肉厚のウナギが、なんとご飯の中からも出てきます。ウナギが高騰になってからも変わりません。
外はカリッと、中がふっくらジューシーのウナギを堪能できる逸品です。

これだけのウナギを堪能できるのですから、地元名古屋でも人気です。
どれくらい人気かというと、

  • 開店(11時30分)の2時間前から行列ができます。
  • 開店前に、品切れの看板がでることがあります。
  • 予約はできません。

店内に入っても、焼き上がりまで20分くらいの待ち時間があります。
こちらに行くときは、時間に余裕があるときがいいですね。
ぜひ、一度食べてみてください。

*店舗情報*
割烹 イチビキ
住所: 名古屋市中村区名駅南1-3-16
営業時間:11:30~13:00、17:00~20:00 *お昼にウナギが品切れした場合、午後はお休みになります。
定休日:月曜日
電話番号:052-582-3811
駐車場:無
▼WEBサイトはこちら

うな富士

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出展:http://gfoodd.com/post-7732

名古屋市内にあるお店です。こちらも人気店ですが、平日は店頭にて予約が可能なので、列に並ぶことが苦手な人でも食べに行くことができます。
ウナギは国産の天然物、主に三河産のウナギを使用しています。また、こちらのすごいところは、梅雨から秋にかけての期間限定にはなりますが、四万十川のウナギを食べることが可能です。天候などにもよりますが、予約して食べることができます。名古屋だとやはり”ウナギは三河産”というイメージがありますから、四万十川のウナギは、どんなものか食べてみたいですね。

天然のウナギで、肉厚、丼ものだとふたが浮いてるような状態です。さらにすごいのは、こちらのメニューには”肝入り”と書かれたものがあります。蒲焼でも、ひつまぶしにでも、こんなにー!というぐらい肝焼きが乗ってきます。新鮮な天然ウナギを使用しているからこそですね。

また、冬場になると駐車場にテントが張られます。お待ちいただくお客様が少しでも暖が取れるようにという、お店側の心遣いです。このちょっとしたことが嬉しく感じると同時に、”ウナギも美味しいに違いない”と思いますよね。
年間通して行ってみたいお店ですね。

*店舗情報*
うな富士
住所: 名古屋市昭和区白金1-1-4 プレザアント白金
営業時間:11:00~14:00,17:00~20:00
定休日:水曜・第1・3火曜
電話番号:052-881-0067
駐車場:有 *店の前の小さな駐車場以外に、50m東側に大きな駐車場が20台分あります。
備考:土日・祝日は予約を受け付けていません。並んだ順です。
▼WEBサイトはこちら

田代(うなぎの)

 

726c6590出展:http://blog.livedoor.jp/tokidokibanana/archives/8066291.html

こちらは、瀬戸市にあるお店です。
瀬戸市は言わずと知れた、”瀬戸焼”の生産地です。実はウナギと深く繋がりがあります。
窯焼きは、体力勝負です。朝晩関係なく、”窯の焼き手”と呼ばれる専門職人は、窯の前で火の番をします。暑い夏には体力を奪われてしまいます。そんな時に体力増進目的で、ウナギが振る舞われたと言います。
ウナギは、美味しいだけでなく、各窯元で働く職人を支えてきたんですね。職人を支えるお店は、きっとたくさんあったでしょうから、それぞれに味や焼き方など研究して、腕を競い合っていたはず。こちらも間違いなく美味しいウナギが食べられますね。

こちらのお店は、入り口横の窓からウナギをさばくとこからの仕込みが見えることです。
ある程度の仕込みをしておき、注文を受けてから焼き始めます。つまり、ちょっと前まで生きていたウナギが食べられるわけです。活きのいいウナギを見たら、食べる時の期待も膨らみますよね。
こちらも、豪快な盛りです。ウナギがはみ出ています。

並ぶことは必須ですが、近くには”深川神社”や”招き猫ミュージアム”など、街並みを楽しむことができます。
瀬戸焼職人を支えてきたウナギを、ご堪能くださいね。

*店舗情報*
田代(うなぎの)
住所:愛知県瀬戸市深川町13
営業時間:11:30~15:00、16:00~19:00
定休日:月曜日
電話番号:0561-82-3036
駐車場:有(商店街の共同駐車場があります)
備考:土用の丑の日は、持ち帰りのみになることがあります。
▼WEBサイトはこちら

各店舗近くの駐車場情報

それでは、各店舗近くの駐車場をご紹介します。

割烹 イチビキへ行くなら・・・

お店付近は、台数の少ない駐車場が多いですが、こちは台数も多く駐車できます。

*駐車場情報*
住所:名古屋市中村区名駅南1-5
収容台数:17台
料金:全日(0:00~24:00) 40分200円
最大料金:全日(9:00 – 18:00)1,300円、 全日 (18:00 – 9:00) 500円
▼詳しい駐車場情報はこちら

うな富士へ行くなら・・・

周辺は、住宅地です。お店までは約70mです。暑くても歩ける距離です。

*駐車場情報*
住所:名古屋市昭和区福江1-7
収容台数:9台
料金:全日(8:00~20:00)60分200円、全日(20:00~8:00) 60分100円
最大料金:全日 入庫後24時間 最大500円
▼詳しい駐車場情報はこちら

田代(うなぎの)へ行くなら・・・

お店までは約300mと、暑い中を歩くには少し距離はありますが、市営駐車場で低料金なので散策するゆとりもあります。

*駐車場情報*
住所:愛知県瀬戸市南仲之切町115
収容台数:60台
料金:全日(00:00~24:00)60分100円 *初回60分無料
最大料金:なし
▼詳しい駐車場情報はこちら

夏バテしない体を作りましょう!

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いかがでしたか?
土用の丑の日に、ウナギを食べる由来が分かり、名古屋でも”ひつまぶし”以外に美味しいウナギが食べられるお店がありましたね。鰻屋の前は、ホントにいい匂いがしますよね。今回紹介したお店の前でも並んでいる間に、堪らなく香ばしい匂いがするはずです。
最近は、ウナギも高騰してなかなか食べる機会がありませんが、名古屋の夏はホントに暑いです。食欲も落ちて体調を崩す人も多いはずです。そんな時は、土用の丑の日以外でもウナギを食べてくださいね。

また、炎天下の中並ぶこともあります。ウナギを食べる前に倒れては元も子もありません。十分な水分補給と帽子などを用意してお出かけくださいね。
夏のイベントを楽しむためにも、くれぐれもお体ご自愛ください。

*本記事掲載の情報は2016年7月29日時点のものです。改定などにより実際の内容とは異なる場合がございます。ご利用の際は、必ず現地でご確認ください。

 

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