やる気がでない……そんな時こそ考えたいやる気を出す方法
毎日仕事をする中で、「どうにもやる気が出ない」ということはないでしょうか?
誰しも一度はそんな経験があると思います。
やる気が出ないまま仕事をしても、普段の実力が発揮できず、思うような結果にならなかったりすることも珍しくありません。
より良い仕事をするには、「やる気」が必要不可欠です。
ここでは、やる気を高めるために試したい3つの方法をご紹介します。
「やる気」はより良い仕事をするために必要不可欠
嫌々やる仕事や、仕方なくやる仕事……これらの仕事は、どうやっても後回しになってしまいがちです。
理想としては、どんな仕事にもやる気をもって臨み、それぞれしっかりと仕事をこなして、確かな成果を出したいところ。
とはいえ、「波」があるのは仕方がないことです。
しかし、やる気がないままその場限りの間に合わせで仕事をしていても、必ず誰かに見られています。
それは上司かもしれません。同僚かもしれません。あるいは、お客さんかもしれません。
当然、そんな態度で仕事に臨んでいれば、周囲からの評価は右肩下がりでしょう。
周囲の信頼を勝ち取り、仕事の成果をきちんと評価されるには「やる気」のコントロールが重要です。
やる気は確かにあれば良いものですが、やる気がみなぎりすぎても今度はエネルギー切れを起こしてしまいます。
メリハリのある「やる気」コントロールを身に着ける方法は、常に良い成果を残すために覚えておいて損はありません。
1.いきなり大きな目標を達成しようとしない
「やる気」は意外と持続しません。
だからこそ、ステップ・バイ・ステップで目標を達成することが重要です。
例えば、いきなり「来年は成績1位を取って表彰されるぞ!」と意気込むのではなく、まずは「前月より5件多く契約を取ろう」とか「来月はTOEICのスコアを50点上げよう」といった具合に、低いハードルをいくつも用意しましょう。
大きな目標をいきなり達成しようとすると、当然のことながらうまくいきません。挫折します。
挫折すると、「なんて自分はダメなんだろう」と自己嫌悪に陥って自信を失ってしまう人もいるでしょう。
そうなると、「やる気」は急速にしぼんでいきます。
一方、ちょっと頑張れば達成することができる目標を細かく設定し、一つ一つ確実に達成していけば、自分に自信がつきます。
「やる気」も急速にしぼむことはありません。
むしろ「これができたんだから、次もきっとできるはずだ!」と高まってくるかもしれません。
「やる気」を長く持続させるには、目標を細かく設定することが有効です。
2.自分にごほうびを!
馬の鼻先にニンジンをぶら下げる――ではありませんが、「ごほうび」というのは非常に大切です。
「この苦しいのを乗り越えれば、〇〇がある!」と思えるだけで、意外と頑張れたりします。
やる気を高めるのであれば、なるべくささやかなご褒美が良いでしょう。
できるなら、毎週実施できるご褒美だと良いですね。
「〇〇を達成したら海外旅行に行く!」といったごほうびでも構わないといえば構わないのですが、準備も費用も掛かり、頻繁に行けるものではないので、どうやってもごほうびを得られる機会が少なくなってしまいます。
それよりも「今日は〇〇を終わらせたから、帰りに飲みに行こう」「〇〇を頑張ったら、大好きな〇〇を食べよう」といった「毎日の生活の中に取り入れられるごほうび」のほうが長続きします。
頑張ったら頑張っただけ報われるとなると、意外と人は頑張れるものです。
たまの「ごほうび」のためにやる気を出してみてはいかがでしょうか?
3.切磋琢磨できる仲間を見つける
やる気というのは、自分の中だけで生み出されるものではありません。
人との関わりの中で高まってくることもあります。
もし、あなたの周りに優秀な人がいるのであれば、その人と切磋琢磨する気持ちで仕事に臨んでみてはいかがでしょうか。
同じ会社の人でなくても構いません。
「あいつには負けていられないな」と思える相手が見つかると、やる気もわいてくるはずです。
もしそういった人がいないのであれば、尊敬できる上司を目標にするのも良いでしょう。
誰かと切磋琢磨すれば、自分だけでなく相手のやる気も高めることができます。
ぜひ、そういった相手を見つけて、お互いに切磋琢磨してみてください。
ときには「やる気」を引っ込めて
いくら「やる気」が大切だといっても、四六時中やる気満々でいれば、あなたも周りも疲れてしまいます。
「やる気」を時には引っ込めて、だらだらとくつろぐことも重要です。
オンとオフの切り替えをしっかり行って、メリハリのある毎日を過ごしましょう。