電車通勤でもできる!通勤しながら有酸素運動のススメ

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日常の中で運動をする際に、推奨されることが多い有酸素運動。
そもそも、なぜ有酸素運動がおすすめされるのかというと「心肺機能」「血管の柔軟性」「骨の強化」により、心筋梗塞などの心臓病、息切れ、高血圧をはじめ血管に関わる疾患や骨粗しょう症などの予防につながるほか、「基礎代謝が高まる」「体脂肪が燃焼される」ことで、太りにくく痩せやすい体質になっていき、中年太りやメタボの予防もできるからと言われています。

ここに挙げたようにメリットの多い有酸素運動ですが、もしかすると、続けるのが難しいイメージがあるかもしれません。

しかし、実は、歩く、走る、自転車を漕ぐ…などの、日常の中で当たり前に行っている動きも有酸素運動に含まれます。
特に意識しなくても、私たちは日々有酸素運動を行っているのです。

ただ、有酸素運動が効果をもたらすのは、ひとつの目安としては体がじんわり汗ばむくらいまで運動した時と言われており、特にデスクワークが多い方は、そうした日常の動きの中でも十分に運動を行えていない可能性があります。

その場合、別に運動する時間を設けるのが理想的ですが…忙しい日々の中ではそれも簡単にはいかないもの。

そこでおすすめしたいのが、通勤時間を活用することです。
通勤時間を使うことで、わざわざ運動のために時間を確保する必要がなくなりますし、すでに習慣になっている通勤の中に組み込むことで、有酸素運動も習慣化させやすくなるというメリットもあります。

通勤中に有酸素運動を行うことは、スキマ時間を利用する時間の有効活用であり、かつ、続ける難易度も下げられる効率の良い方法というわけです。

では、ここからは、電車通勤の中でも有酸素運動を取り入れる方法についてお話ししていきます。

電車に乗るまでに歩く距離を増やす

電車通勤において有酸素運動の機会を増やすには、すでにある運動の機会を活用するのが楽な方法です。
住んでいる場所によって所要時間は異なりますし、中には最寄り駅まで自動車や自転車で移動している方もいらっしゃるでしょうが、皆さん、電車に乗る前には自宅や職場の最寄り駅まで移動しませんか?

そこで、自動車を使っている方は最寄り駅までの距離を、普段から徒歩や自転車で最寄り駅まで移動している方であれば、さらに1駅分の距離を同じように移動してみてはいかがでしょう。

特に都心や周辺であれば、1駅分の距離なら十分に徒歩圏内である場合も多いです。
また、「別の駅まで歩くのはさすがに遠いなあ…」という方は、少し早めに家を出て、あえて遠回りのルートを通って最寄り駅まで向かったり、駅構内の移動時に階段を使ったりするだけでも違ってきます。

さらにプラスして、姿勢を意識してみてはいかがでしょうか。

壁を背にして、後頭部。肩、お尻、ふくらはぎ、かかとを壁につけた状態で、お腹とお尻に力を入れて立ちます。
この姿勢をできる限り保ちながら歩くようにすると、さらに運動の効果が高まりますよ。

電車で座っていてもできるお手軽エクササイズ

電車内で立つということは、それだけでも有酸素運動につながります。
ただ、電車内で直立は危険なので、当然ながら捕まる必要性はあります。
その時により運動効果が高いのは、吊り革です。

吊り革に捕まると、電車内の揺れに応じてバランスを取る必要が出てくるため、その分体の筋肉を使うことになります。
背筋を真っ直ぐにして立ち、吊り革を握るのが、電車内で行える最も簡単かつ確実な有酸素運動でしょう。

そこに加えて、もし余裕があれば、「つま先立ちをしてかかとを上げ、かかとを下げて元の通りに立ち」を繰り返すとすると、さらに効果は高くなります。

しかし、肉体的にはまだ元気でも、精神的に疲れてしまっている時などは座りたくもなりますよね。
それに、満員電車ならともかく、ぽつぽつ席が空いているような電車の場合、座らないのも逆に白い目で見られてしまうようで躊躇してしまいます。

そんな時のために、座っていても人目を気にせずできるプチエクササイズを知っておくと、何かと便利です。

まず行うべきは、座っている時の姿勢を正すこと。

背もたれに体重を預けないようにし、背筋を地面に対して垂直に伸ばすように心掛け、お尻の穴を閉めるようにして座ってみてください。
これをキープするだけでも違ってきますが、さらに試してみてほしいのが、「お尻の両側にグッと力を入れ、10秒ほど止めて緩める」という方法。

回数に特に決まりはないので、無理のない程度に、好きな回数だけ繰り返し行いましょう。
歩いたり、立ったりするほど運動効率は良くありませんが、ただ座っているよりは遥かに運動効果が高くなりますよ!

どんなに仕事ができていても、キャリアアップが順調でも、体が健康でなければ思わぬところで足止めを食らってしまうかもしれません。
まさしく「体は資本」であり、健康を保つこともまた自己投資と言えます。

通勤時間を活用した有酸素運動で、自らの健康への自己投資を行ってみてくださいね。
ただし、健康のための運動で体を壊しては本末転倒なので、決して無理はなさらぬよう、ご注意ください。

参考サイト
どれぐらい続ければいい?有酸素運動の効果を得られる時間 | ヘルスケア大学(http://www.skincare-univ.com/article/011728/)
あなどれない効果が!電車通勤中にできるダイエット法6選 | デブ卒エンジェル(http://debusotsu.jp/4393)
簡単な8つの有酸素運動を知って今日から痩せよう!(http://yuya07.com/aerobic-exercise-ease-2082)

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