社内異動には不安がつきもの。不安を和らげるためのポイント3選
期が変わり社内の異動先で新しい生活を始めた人も少なくないのではないでしょうか。
慣れるまでにはしばらくかかるかと思いますが、できるだけ不安は少なくしたいものですよね。そこで、ここでは異動先になじむためのポイントをお伝えしたいと思います。
新しい環境は不安がつきもの
「新しいところの人になじめるだろうか」など、異動の際の不安はつきものです。
これは新人であろうとベテランであろうと変わりません。
しかし、いつまでも不安が大きければ仕事に支障をきたします。
不安をどうコントロールするかが、新しい部署で上手くやっていくためのポイントです。
不安を撃退する方法はいくつかありますが、一番手軽に、いつでもどこでもできるのは「自分に自信を持つこと」ではないでしょうか。
もちろん、自信過剰になってはいけませんが、自分が新しい部署に配属されたのは「これまでの仕事ぶりを認められたからだ」と自信を持ちましょう。
自分に少し自信を持つだけで、おどおど・びくびくした雰囲気がなくなります。常に堂々としていること、心に余裕があるふるまいをすることというのは、新しい場になじむためには非常に有効です。
あなたが異動してきて、いろいろ気を使ったり緊張したりしているのは異動先の人も変わりません。
いつまでもお客様気分でいるわけにはいきませんから、ぜひ自分から積極的に友好的な雰囲気や話しかけやすい雰囲気を出していきましょう。
2.オンとオフのメリハリをつける
新年度というのは、誰でもそうですが、つい頑張ってしまいがちです。
新しいところになじもうと、必要以上に気を使って疲れてしまう人が珍しくありません。
しかし、そんな新年度だからこそ、意識して「オン」と「オフ」を分けたいものです。
当たり前のことですが、職場にいる際は(たとえ自覚がなくても)緊張しています。
そして、自宅でくつろいでいるときはリラックスしています。
休日のプライベートにしっかり休んで、心身ともにリフレッシュできるからこそ、月曜日から一週間頑張ることができるのではないでしょうか。
しかし、新年度になるとこの「オン」と「オフ」の切り替えが上手くできなくなる人が少なくありません。
休日でも仕事のことや職場のことを考えて悶々としていないでしょうか?
これでは体も心も休むことができず、次の一週間頑張るためのエネルギーを充電できません。
新年度は、誰でも頑張りすぎてしまいがちな時期です。
だからこそ意識して「オン」と「オフ」を切り替えるようにし、メリハリのある生活をしましょう。
家に帰ったら仕事のことは一切考えず、ゆったり過ごしたり、趣味を楽しんだりして、仕事から離れる時間を持つことが重要です。
3.名前と顔を覚えよう
まだ異動してから日が浅いこともあり、なかなか部署の人の顔と名前が一致しないのではないでしょうか。
しかし、相手に親しみを持ってもらうなら、できるだけ早く顔と名前を一致させましょう。そして、名前で呼ぶようにしましょう。
雑談力のきいろわによると、「人というのは不思議なもので、名前で呼ばれると相手に親しみを感じる」と言われているそうです。
挨拶で名前を呼ぶだけでなく、日常会話の中でも意識して相手の名前を呼ぶようにするのがおすすめです。
また、自分の名前をはっきりと名乗ることも大事なポイント。
自己紹介の時は、はっきり名前を名乗りましょう。その際に、「〇〇が好きです」や「〇〇に興味があります」など一言添えると、ぐっと親しみやすくなります。
頑張りすぎないように、頑張る
異動先に馴染むには、それなりの時間が必要です。その間、ずっと頑張っていてはじきにバテてしまいます。
何かと慣れない新年度だからこそ、意識して「頑張りすぎないように頑張る」ことが重要です。
できることから少しずつ行って、徐々に異動先に慣れていきましょう。