通勤時間で痩せる!通勤で歩く際の心得と準備しておきたいアイテム
社会人になると、定期的に運動する習慣が無くなってしまう人も少なくないと思います。しかし、運動不足が続くと、生活習慣病などのリスクが高まるだけでなく、肥満やロコモーティブシンドロームといった心配も出てきます。そこでおすすめしたいのが、徒歩通勤です。ここでは、徒歩通勤の際の心得と準備しておきたいアイテムをご紹介します。
通勤時間に歩くことのメリット
学生時代は体育の時間や部活動などで定期的に体を動かす習慣があった人でも、社会人になると車移動が主になり、運動する習慣が無くなってしまうのは珍しくありません。
海外ではフィットネスクラブなどに通って体を動かす人も多くいますが、日本においてフィットネスクラブに通って定期的に体を動かしている人はほんの一握りです。
「運動不足は気になっているけれど、忙しくて体を動かす時間が取れない。」
「そもそも運動が苦手で、難しい運動はしたくない。」
「運動不足のためか、最近太ってきた。」
そんな人にこそおすすめしたいのが、徒歩通勤です。
家から会社まで徒歩で通勤するのが難しい場合でも、最寄り駅のひと駅手前で降りるなどして、歩く距離を増やしましょう。
今回は、徒歩通勤の際の心得と準備しておきたいアイテムをご紹介します。
1.ウォーキングの効果
ウォーキングは、誰でも気軽に取り組める有酸素運動です。
有酸素運動には脂肪を燃焼させる効果があるので、ダイエットを考えている人には最適でしょう。
ただ歩くだけでも筋力がアップし、基礎代謝が高まり、痩せやすく太りにくい体へと変わってきます。
毎日歩くのが難しい人は、まず週3日から徒歩通勤を始めてみましょう。
2.ウォーキングの効果を高める歩き方
誰でも簡単に取り組めるウォーキングですが、ただダラダラと歩いているだけでは効果的ではありません。
正しい歩き方をマスターすることで、より効果的に筋力をつけ、脂肪を燃焼させることができるので、ポイントを押さえておきましょう。
1.姿勢を良くして歩く
ウォーキングをするときは、背筋を伸ばして胸を張り、姿勢を正して歩きましょう。
その時、脚に意識を向けるようにするとおのずと歩幅も広くなります。
2.大きく腕を振る
ウォーキングをするときは、腕を大きく振りましょう。
こぶしを軽く握って、ひじを90度に曲げた状態で、肩から大きく動かすようにすると姿勢よく、早く歩くことができます。
3.大股速足で歩く
ウォーキングをするときは、いつもよりも足を大きく動かすことを意識して歩きましょう。
歩く速度は気持ち速足程度が目安です。
息が上がらない程度の速足で歩くようにすると効果的です。
4.踏み出しと着地を意識する
親指の付け根で踏み出し、かかとで着地することを意識しましょう。
スムーズに体重を移動させることで、効率よく歩くことができます。また疲れにくくなります。
徒歩通勤をする場合は、必ず時間に余裕を持って家を出るようにしてください。
3.徒歩通勤で準備しておきたいもの
徒歩通勤をする際、準備しておきたいものをご紹介します。
・リュック
大きく腕を振って歩く以上、手に持つタイプのビジネスバッグなどはあまりおすすめできません。
できるだけ軽く、撥水加工が施してあるビジネスリュックなどを利用すると良いでしょう。
・タオル
汗を拭くためにタオルは持っておきましょう。
・飲み物
水分補給をせずに長距離を歩くのは危険です。夏以外の季節でも、かばんに飲み物を入れておくなどして、いつでも水分補給できるようにしましょう。
また、服装も工夫しましょう。
・歩きやすい靴
徒歩通勤をする際は、革靴などのビジネスシューズではなく、歩きやすい運動靴やビジネスシューズに近い運動靴を履くようにしましょう。
会社にビジネスシューズを置いておいて、出勤してから履き替えるというのも一つの手です。
・乾きやすい服
ウォーキングは、意外と汗をかくものです。
徒歩通勤の際は、乾きやすい服で通勤するのが良いでしょう。
必要があれば会社で着替えられるよう、着替えなどを持って行くのも良いのではないでしょうか。
・反射材などを利用しよう
朝は必要が無くても、夜は反射材などを身に着けたほうが安全に帰宅できます。
カバンなどにバックライトや反射材を付け、安全にも気を付けましょう。
毎日の通勤を徒歩通勤に変えることで、無理なく運動が続けられます。
運動不足が気になっている人は、無理のない範囲で徒歩通勤を始めてみていかがでしょうか。
ひと駅手前からでも徒歩通勤にすれば、定期代の節約にもなります。