通勤しながらダイエット! 車通勤など通勤方法別、消費カロリーを増やすアイデア
基本的に、私たち人間は消費カロリーが摂取カロリーを上回れば、理論的には痩せることができます。
ダイエットには、消費カロリーをアップさせることが必要不可欠です。
消費カロリーをアップさせる最も簡単な方法は運動です。
しかし、社会人となると、忙しくてなかなか運動する時間が作れないという人も少なくないのではないでしょうか。
普段はデスクワークが中心で運動不足が気になってはいるけれど、ジムに通うのはハードルが高いという人もいるでしょう。
そんな時は、通勤時間を賢く利用して消費カロリーをアップさせるのがおすすめです。
ダイエットの大敵は、途中でやらなくなってしまうこと。
ダイエット成功のためには、「いかに継続するか」が非常に重要であることは言わずもがなです。
ジムなどの場合は
「今日は気分が乗らないから」
「今日は疲れているから」
と理由を付けて休むことができますが、会社はそうもいきません。通勤時間はほぼ毎日やってきます。
そこで、通勤時間に消費カロリーをアップさせる工夫をすれば、無理なくダイエットを続けることができるのです。
せっかくの通勤時間です。上手に活用して、消費カロリーをアップさせる習慣を身に付けましょう。
通勤方法それぞれの消費カロリー
電車、車、徒歩、自転車など様々な通勤方法がありますが、通勤時の消費カロリーは通勤方法によって異なります。
OKLIFEさんと、かんたん消費カロリー計算!、自動車または軽トラックの運転(CLUBパナソニック)、肉体改造研究所さんのサイトを参考に、体重60kgの人がそれぞれの通勤方法で消費するカロリーを算出してみました。
・徒歩通勤の場合
徒歩4㎞で1分歩いたときの消費カロリーは「体重÷2×0.1」で求めることができます。
では10分徒歩で通勤した際のカロリーを計算してみましょう。
60÷2×0.1=3(1分あたり3kcalの消費) 3×10=30(10分間で消費するカロリー)
徒歩通勤の場合、10分で30kcal程度の消費になります。
・自転車通勤の場合
体重60kgの人が10分間自転車通勤すると、消費カロリーは71kcalほどになります。
・車通勤の場合
体重60㎏の人が車通勤をした場合は、10分あたり21kcalの消費です。
・電車通勤の場合
電車通勤の場合は、立って通勤するか、座って通勤するかによって消費カロリーが変わってきます。
立って通勤する場合は10分で20kcal、座って通勤する場合は10分で13kcalの消費です。
より消費カロリーをアップさせたいのであれば、立って通勤するようにしましょう。
より消費カロリーをアップさせる通勤の仕方
主な通勤方法の中では、自転車通勤が最も消費カロリーが大きいことがわかりました。
しかし、消費カロリーが大きいからといって、誰もが自転車通勤を行えるわけではありません。
そんな時は、毎日の通勤時間に一工夫してより消費カロリーをアップさせてみましょう。
1・徒歩通勤の場合
徒歩通勤の場合、いつもより速足・大股で歩くのが効果的です。
通勤バッグをリュックなどに変えて、腕も大きく振れると尚良いでしょう。
時間に余裕があるのであれば、遠回りをするのも気分転換になります。
息が切れるほど速足で歩く必要はありません。気持ちいいと思えるペース、軽く汗ばむ程度のペースで歩くようにしましょう。
2・自転車通勤の場合
さらに消費カロリーをアップさせるには、遠回りをして通勤してみましょう。
その際、着替えと水分補給の準備はしっかりと行ってください。
3・車通勤の場合
会社から少し離れたところに車を停めて、会社まで歩くようにすると良いでしょう。
4・電車通勤の場合
立って通勤することはもちろん、立っている間につま先立ちをするのも効果的です。
また、最寄り駅まで乗車せず、一つ手前の駅で降りて歩いてみるのもおすすめです。
通勤はほぼ毎日のことなので、この時間の消費カロリーをアップさせることはダイエットに効果的です。
わざわざキツいトレーニングを行わなくても、通勤時にちょっと工夫をするだけで、無理なくダイエットに取り組むことができます。