要らないものを処分してストレス解消!スッキリする断捨離(R)の方法とそのメカニズム
ストレスが溜まっている人の中には、部屋が散らかっている人も少なくありません。
部屋が散らかったままだと、気持ちもすっきりしないものです。
ストレス解消のためにも、まずは部屋の掃除を始めましょう。
思いきって断捨離(R)することで、不要なものと一緒にストレスも処分してみませんか?
断捨離(R)とは?
話題の「断捨離(R)」ですが、皆さんはどのようなイメージを持っているでしょうか?
「目につくものを片っ端から処分する」
「とにかく捨てる」
というイメージを持っている人も少なくないと思います。
しかし、物を捨てること=断捨離(R)ではありません。
断捨離(R)というのは、もともとはヨガの考え方の一つだったと言われています。
・断行(だんぎょう)・・・不要なものが入ってくるのを断つ(不要なものを買わない)
・捨行(しゃぎょう)・・・不要なものを捨てる
・離行(りぎょう)・・・物への執着から離れる
この3つを現代向けにアレンジしたのが断捨離(R)です。
提唱者のやましたひでこさんの公式サイトによると、
断捨離(R)というと「なんでもかんでも捨てる」というイメージがありますが、そのコアは「ものへの執着を捨てる」ことです。
その結果、不要なものが減り、身の回りがきれいになると同時に心も軽くなると言われています。
どうして断捨離(R)がストレス解消につながるの?
では、どうして断捨離(R)がストレス解消につながるのでしょうか。
1.達成感が感じられる
部屋を掃除した後は、誰しも「きれいになった!」「がんばった!」といった達成感を感じることができるのではないでしょうか。
この達成感がストレス解消のポイントです。
ものを捨てることでスッキリするだけでなく、「自分もやればできるんだ」という自信につながるので、ストレス解消効果が期待できると言われています。
2.目からの情報量をセーブして集中しやすくなる
私たちは、絶えず周囲のものを見て視覚的な情報を得ています。目からの情報はとても大切なものですが、入ってくる情報量が多すぎると、今度は気が散って集中できなくなってしまうのは想像に難くないでしょう。
気が散る環境というのは、人間にとってかなりのストレスです。
断捨離(R)をすることで周りのものを減らし、目からの情報量をセーブすることで、集中しやすくストレスが少ない環境を整えることができます。
3.誘惑のない場所で作業ができるため疲れにくくなる
周りに必要なもの以外置いてないというのは、疲れを軽減するのにも有効です。
誘惑が無い環境で作業に集中することで、短時間で済ませることができるため、疲れにくくなると言われています。
4.今現在の自分の状態がわかり、理性的になれる
断捨離(R)というのは「今の自分にとって不要なものへの執着を手放す」ことです。
執着を手放すにあたっては、一つ一つのものと向き合わなければなりません。
「これは今の自分にとって必要だろうか?」
という問いを繰り返すことで、今現在の自分がどういう状態なのかを知ることができます。
自分の状態を知ることで、これからすべきことや、目標などがクリアになるので、冷静に落ち着いて行動できるようになるのです。
5.程よい「いい加減さ」が身につく
それまで大事にしていたものを手放すことで、一つのことに囚われすぎない、程よい「いい加減さ」が身に付きます。
いい加減というとあまり良い印象ではありませんが、ストレスを上手にかわしながら生きていくには、いい加減さも大切です。
程よいいい加減さが身につくと心がしなやかになり、ストレスを跳ね返す力が育ってきます。
断捨離(R)のやりかた
断捨離(R)は、片っ端からものを捨てていくことではありません。
「使わないけれどとってあるもの」「着ないけれど手放せない服」などを手放すのが断捨離(R)です。
捨てるものは「今の自分に必要かどうか」を基準に決めましょう。
しかし、中にはどうしても捨てられないものもあると思います。
そういったものを処分するときは、ただ捨てるのではなく「今までありがとう」の気持ちをもって手放すようにしてみてください。
もしどうしても捨てるのが忍びないのであれば、役立ててくださる人や場所に託すのも一つの方法です。
断捨離(R)というと大掛かりなものをイメージしがちですが、10分程度のプチ断捨離(R)でもストレス解消効果が期待できるそうです。
不要な執着やこだわりを捨てることで、心が軽くなります。
ストレスと一緒に執着やこだわりを捨てるつもりで、断捨離(R)をしてみてはいかがでしょうか?