仕事の時に使いやすいノートって?選ぶポイントとおすすめ3つ
あなたは、仕事の時、どんなノートを使っていますか?
ある人は、そろそろ新しいノートが必要になってきていて、どれを買おうか迷っていることでしょう。
また、ある人は、現在使っているノートに不満を感じていても、代わりにどれを選べばいいのか分からず、惰性的に同じノートを使い続けているかもしれませんね。
確かに、様々なメーカーから、数え切れないほどの種類のノートが販売されている中から、自分に合ったノートを探すのはなかなかに大変です。
そこで今回は、仕事用のノートを選ぶポイントを簡単ながらお話しした後、おすすめのノートをご紹介します。
仕事用ノートを選ぶポイント
ノートに求めるものは人によって異なるとは思いますが、仕事用のノートを選ぶ最低限のポイントは、ずばり、サイズと罫線です。
適度な大きさと持ち運びの利便性を両立させたいのであれば、おすすめなのはA5サイズ。
仕事の上では、紙の資料などはA3やA4サイズを用いることが多いでしょうから、ノートのサイズもA列に合わせたサイズにすると使いやすくなります。
もちろん、それよりも小さな、もしくは大きなサイズの方が使いやすい場合もあるでしょうが、いずれにしても、ノートを使いこなすにあたってサイズを選ぶのは重要です。
また、メモやアイデアの内容によっては、文章よりも、簡単でも図や絵で表現した方が早くメモできる上、後で見返した時に思い出しやすくなることも多いものです。
しかし、もちろん文字で書き込むこともありますから、その際に文字が傾いたりズレたりしてしまうようでは、やはり後で確認しづらくなってしまいます。
絵図が書き込みやすく、文字を書いても位置がズレることがない…このふたつの条件を満たすのが、方眼罫のノート。
ノートを仕事にフルに活用するのであれば、方眼罫のノートを選ぶとより使いやすくなるでしょう。
では、このポイントを踏まえて、おすすめのノートを3つ、紹介していきます。
マルマン ニーモシネ
黒と黄を基調としたシックな雰囲気で、ビジネスシーンでも使いやすいマルマンのニーモシネシリーズ。
特徴は、かゆいところに手が届くデザインになっているところ。
ページ1枚1枚にミシン目が付けられており、切り離しが簡単、かつ綺麗にできるようになっているほか、ページごとにタイトルや番号、日付を書き込むための欄が確保されており、切り離した後でもメモが管理しやすいように工夫されています。
ノートを切り離して使う機会の多い方は、切り離す時のやりにくさや、その後の管理の煩雑さが軽減できることでしょう。
ニーモシネはラインナップも豊富ですが、特におすすめなのは特殊5mm方眼罫のA5ノート(N182A)です。
適度なサイズで横長の状態でも使いやすく、マインドマップなど、図を用いてアイデアを出したい時などにも向いています。
また、ノートパッドを使う方には、5つのファイリングポケットが付いた、ノートパッド&ホルダー ウィズ5ポケッツ(A5サイズ HN188FA)もおすすめです。
ミドリ MDノート
どんなシーンでもマッチするような、極限までシンプルにされたデザインのミドリのMDノートは、デザインがシンプルな分、紙質や使いやすさなど、細かな点でこだわられているのが特徴。
紙質や書き心地の良さを求めている方にもおすすめできるノートです。
クリーム色の紙と、薄めに描かれた方眼の罫線が共に目に優しく、長時間使っていても目が疲れにくい色合いになっています。
PCやスマートフォンの画面を見つめる機会の多い方は、こうしたところから目への配慮を取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
また、180度水平に開くように綴じられているので、普通にメモを取る時はもちろん、特に見開きで使うのにも非常に便利です。
なお、MDノートの書き心地をそのまま活かせる専用のカバーも販売されています。
そのカバーも、ヌメ革やコルドバという特殊な紙で作られたもので、どちらも使い込むにつれ味のある変化をするというこだわりっぷり。
まさにこだわり派にはぴったりのノートと言えるでしょう。
コクヨ 測量野帳 スケッチ
最後に、少し変わり種をご紹介しましょう。
コクヨから50年以上の間に渡って発売されているロングセラー、測量野帳です。
その名の通り元々測量用に作られただけあって、手に持ちやすく、ハードカバーが下敷き代わりになるので、立った状態でもメモが取りやすくなっています。
サイズとしては、資料などを挟んだり貼り付けたりするのには向いていないかもしれませんが、外で、あるいは立ったままメモを取る機会が多い方には特に使いやすいでしょう。
測量野帳には罫線の引かれ方によって3種類あり、仕事用には、使い方の幅が広い方眼罫タイプのスケッチがおすすめです。
ほか2種類のレベル、トランシットは、共に普通のノートとは異なる特殊な罫線が施されており、使うには少々クセがあります。
しかし、人によってはばっちり当てはまる使い方ができるかもしれません。
ネット通販などで10冊セットで売られていることもあり、数の確保がしやすい上に1冊あたりのお値段もお手頃という、コスパの良さもポイントです。
ノート選びの基準は、最終的には自分自身
あなたにとって、使いやすそうなノートはありましたか?
実際に使ってみないことには、本当に自分に合っているかは分からないものです。
「あった」という方は、この機会にぜひ一度、そのノートをお試しください。
一方で、「無かった」という方や、「使ってみたけどやっぱり合わなかった」という方もいらっしゃるでしょう。
ノートに求める細かな条件は、人によって異なるもの。
ですので、今回ご紹介していないノートの中に、あなたにぴったりのものがある可能性も十分に考えられます。
そうした方々にとっても、この記事が、ノート探しのヒントに少しでもなったようでしたら、嬉しい限りです。