作って食べてストレス解消!料理のストレス解消効果とおすすめレシピ
忙しい日が続くと、なかなか料理ができなくなります。コンビニのお弁当やファストフードなどで食事を済ませてしまうという人も多いのではないでしょうか。
しかし、ストレスが溜まっているときほど、料理に取り組みたいものです。
簡単なものでも構わないので、料理をしてみるとストレスが和らぐと言われています。
忙しい毎日の中で少し時間を見つけて、料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
料理がストレス解消に効果的な理由
「料理をすることがストレス解消につながる4つの理由」という記事によると、料理がストレス解消に効果的であると書いてあります。
まず料理をする場合、私たちはいろいろな器官をフルに使っています。
何を作ろうか、どんな手順で作ろうかと考える際には脳を使っていますし、実際に調理をしている際は五感や手先を使っています。
こうすることで、脳が活性化して癒しホルモンの一つである「セロトニン」の分泌が盛んになるため、料理をするとストレスが和らぐと言われているのです。
また、材料を切って料理を作るという「破壊と生産のプロセス」を経ることで、気分がスッキリします。
料理に集中すれば、一時でも嫌なことを忘れられます。
料理の良いところは、調理中だけがストレス解消に有効ではないことです。
美味しい料理を作ることで、自分に自信が持てるようになるだけでなく、自己肯定感や達成感を味わうことができます。また、美味しいものを食べることで幸せな気持ちにもなれるでしょう。
料理と言っても、煮物や炒め物など様々な料理があります。
その中でもストレス解消にもってこいなのが「刻む料理」や「捏ねる料理」です。
ストレス解消には「刻む料理」を作ってみよう
ストレス解消のために、お皿を割ったり、何かを壊したりすることを体験できるアプリも登場しているほど、「何かを壊す」ということはポピュラーなストレス解消法です。
しかし、実際にストレスを感じるたびにあらゆるものを壊していては、とてもではありませんが体も財布ももちません。
そんな時は、材料を細かく刻む料理を作ってみてはいかがでしょうか。
特にキャロットラペ(細かく刻んだニンジンのサラダ)やキーマカレー、餃子などは具材を細かく刻んだほうが美味しくできるのでチャレンジしてみてください。
中でも特におすすめなのが、餃子。手軽に作れて冷凍もでき、誰が作っても失敗しません。
市販の餃子の皮を使えば、より手軽に作ることができます。
無心で材料を刻み、ひたすら黙々と餃子を包んでいると少しずつ気持ちが落ち着いてきます。
■材料
豚ひき肉 200g
白菜 200g(ない場合はキャベツで代用可)
ネギ 1/2本
ニラ 1/2束
調味料
鶏がらスープ 小さじ1
味噌 小さじ1
ごま油 小さじ1
おろしにんにく 小さじ1/2
おろししょうが 小さじ1/2
塩 小さじ1/2
砂糖 一つまみ
市販の餃子の皮 25~30枚
塩もみ用の塩 小さじ1
■作り方
1.みじん切りにした白菜・ネギ・ニラを塩もみします。
2.塩もみした野菜の水気をしっかり搾り、豚ひき肉・調味料を加えて、粘り気が出るまでよく練ります。
3.作った餡を餃子の皮で包みます。
4.フライパンに油を熱し、餃子を焼きます。
5.ラー油や酢など、お好みの調味料を付けて召し上がってください。
イライラしたらパンを焼いてみよう
イライラしたときは、パンを焼いてみるのもおすすめです。最近は材料を入れるだけでパンを焼いてくれるホームベーカリーなどの便利な機械も登場していますが、ぜひ、手で捏ねて生地を作ってみましょう。
力いっぱい生地を捏ねたり、叩きつけて空気を抜いたりすることで少しは気分がスッキリするはずです。
パン作りに使う材料などは、スーパーでも購入することができます。
料理の良いところは、「誰も傷つけないストレス発散法」だというところです。
一人で作って食べるのも良いですが、家族や友達に作った料理を振舞ってみるというのも良いのではないでしょうか。