夢と妄想を混同していませんか?目標を達成するための3つの方法
人生や仕事の目標を持つことは大事です。けれど、成功をなんとなく頭の中で思い描くだけで、実行に移せないとしたら、それは「夢」ではなく「妄想」と同じ。
目標を達成するには、まず何をすれば良いのか?
その方法を3つお教えします。
成功の定義はひとそれぞれ。あなたにとっての目標を探すこと
世の中には、ビジネスで成功するための啓蒙書がたくさんあふれています。
そういう本が売れるということは、ビジネスで成功したい人がたくさんいるということでしょう。
成功の定義はひとそれぞれです。
「お金持ちになりたい」とか、「有名になりたい」という漠然としてものだと、なかなかどこから手を着けたら良いか分かりませんよね。
もちろん、突然宝くじが当たって大金持ちになる人もいるとは思いますが、そもそもそれには「宝くじを買う」という行動が必要ですし、例え買ったとしてもそれが当たる確立はかなり低いでしょう。
まずは、あなたにとっての具体的な目標を定めること。そして、ゴールに向かって一歩踏み出す勇気が必要です。
1.山の頂上を目指すなら、まずはその一歩を踏み出すこと
目標を持ってひたすらゴールを目指すという行動は、山登りにも似ています。
ただ、山の頂上を眺めているだけでは、いつになってもそこに到達することはできません。
「これだ!」と思う山を見つけたら、まずはそこに向かって一歩を踏み出すこと。
遠回りをしたって良い。一度降りて、別の山にチャレンジしても良い。限られた人生の中で、自分の目標に向かって歩み続けることが大事なのです。
まずは、その一歩を踏み出してみましょう。
2.成功への近道は進み続ける勇気と諦めない心
人間は、時として弱いものです。ずっとゴールに向かって進み続けていると、「ずっとこのままで良いのだろうか?」と不安になることもあるでしょう。
あるいは、誘惑に負けて進むことを止めたり、道をはずれて脱落したりすることもあるかもしれません。失敗することを恐れてはいけません。
なかなか進めないときや、うまくいかないときもあるでしょう。「もうダメかもしれない」と思うことも。
進み続ける勇気と、諦めない心が大事です。
努力すれば必ず道が開けるというほど世間は甘くないですが、それでも努力をしなければスタートラインにさえ立つことはできません。
報われない努力と分かっていても、時には進み続けるしかないこともあるのです。
3.失敗を周りのせいにしない
成功を登山に例えて、「登り続けることが大事」とお伝えしました。
それでも人は、誘惑に負けたり、楽な道を進もうとしたり、壁に突き当たって登るのをやめたりすることがあります。登り続ければそこにゴールがあると分かっていても、途中で目標を放棄してしまう。
なぜでしょう?
自分の失敗や脱落を正当化するために、人は言い訳を探します。運が悪かった。タイミングが悪かった。周りの人のせい。環境のせい。時代のせい。
成功するために必要なたったひとつのこと。
それは、「言い訳をしないこと」
言い訳をしたくなったら、それをぐっとこらえて、解決できる方法を探しましょう。
成功するために何をすれば良い?
そもそも、「具体的な目標」が定まらないという人もいるでしょう。
そんな時は、とりあえず自分がやりたいことをひたすら文字にして書き出すというのがおすすめです。
死ぬまでにやりたいこと、行きたい場所、見たいもの、大きな夢や野望から、小さな希望まで。とにかく思いついたものをひたすら紙などに書いていく。
しばらくすると、自分のやりたいことに、なんらかのパターンがあることに気がつきます。
やりたいことをグループに分類していくと、意外な自分が見えてきたりします。
そうしたら、あとはその「やりたいこと」を実現するにはどうすれば良いかを考えること。
自分の興味関心や、人生の目標を把握し、それをまとめることによって、登るべき山が見えてきます。
登るべき山を見つけてみましょう
本文中に何度か、人生において目標をもってそこに進むことを、登山に例えてご説明しました。
まずは、一歩を踏み出さないと始まらない。そして、障害や誘惑があっても進み続けることが大事。そのためには、「言い訳をしない」ということが非常に大事です。
まずは、自分が登るべき山を見つけてみてください。